グルメ激戦区として有名な名古屋ですが、名古屋名物をはじめ、名古屋めし、ご当地B級グルメなどたくさんのおいしい食べ物があります!
しかも、名古屋が発祥ではない料理なども取り入れ、食文化は多種多様。
そこで今回は、名古屋旅行・観光する際に食べておきたい定番の名古屋5大名物グルメを紹介します!
もくじ
ひつまぶし
名古屋ではかつて、料亭の会席のうなぎの蒲焼は、短冊状にカットされおひつに並べて出されていました。その後、薬味やお出汁・お茶も添えられるようになり、シメにさっぱり食べられるお茶漬けの食べ方が定番化したと言われています。
また、うなぎは関西と同じ腹開きで、直焼くのが基本なので、関東の人には味も食感も新鮮かもしれませんね。
ひつまぶしの魅力
ほかほかご飯にパリふわうなぎ、濃厚なタレが絡み合ってとっても美味しいよ!
ひつまぶしの食べ方
基本的には、ひつまぶしを3回に分けお椀にとり、それぞれの風味や味を楽しみます。
1杯目は、そのままうなぎとタレ本来の味を堪能します。
2杯目は、薬味を散らし、風味の変化を楽しみます。
最後は、お出汁やお茶をかけて、お茶漬けにしてさらさらと流し込みます。
濃厚なタレのお陰で、お茶漬けにしてもしっかりうなぎの風味を楽めます!
ひつまぶしが有名なお店
あつた蓬莱軒
本店が熱田神宮そばにあり、観光客や地元民にも人気のひつまぶしの老舗。創業140年余、継ぎ足しの秘伝のタレと高級備長炭で香ばしく焼き上げるうなぎは味も食感も絶品!
ちなみに「ひつまぶし」は、全国的に知られている料理ですが「あつた蓬莱軒」の登録商標でもあります。
本店は行列が絶えず、熱田神宮のお参りシーズンなどは入店できたらそれだけで幸運。
整理券を配布することもあるので、その時は熱田神宮でお参りや散策を楽しみつつ順番を待つのもOKです!
うな富士
こちらも名古屋を代表するうなぎの名店。
厳選された最高級の肉厚な青うなぎを備長炭で焼き上げた時の香りと香ばしさは格別!
特に、壁別邸店は元々料亭だった場所をリノベーションした情緒あるお店で、美しい日本庭園や錦鯉、紅葉などを眺めながら美食を堪能できるのでおすすめです。
しら河
あつた蓬莱軒に引けを取らない人気を誇るひつまぶしの老舗。
熟練の職人がうなぎや米などの素材を厳選し、丁寧に焼きあげます。
店舗は市内のショッピングセンターやビルに多くあり、アクセスしやすいのも特徴。
ボリュームも有りコスパが良いのと評判です。
味噌煮込みうどん
味噌煮込みうどんは、名古屋を代表する郷土料理の一つで一般的な鍋焼きうどんとは異なります。
麺が硬いため、初めて食べる人は茹で上がっていないと勘違いすることもあります。
寒い冬場には、熱々の麺と風味豊かなつゆが体に染み渡り、心身ともにほっこりします。
味噌煮込みうどんの魅力
玉子を崩したり、ご飯につゆをかけて雑炊にすることもできて、人それぞれの楽しみ方ができますよ。
味噌煮込みうどんの食べ方
名古屋では、味噌煮込みうどんはご飯と一緒に食べるのが基本!
残ったつゆで雑炊にすることもあるので、注文の際、ご飯の有無を聞かれたら注文するのがおすすめ。
慣れない人もいるかも知れませんが、土鍋の蓋は取皿代わりに使います。
蓋を逆さにして、少しずつ取って、冷ましながら食べるのが名古屋流。
そして最後は、残ったつゆで雑炊に!
味噌煮込みうどんが有名なお店
山本屋本店
現在の味噌煮込みうどんのスタイルを確立したと言われるのが、人気店「山本屋本店」。「本店」と記載されていますがそこまでが店名で、名古屋市内にお店がいくつもあります。(本店は、大門本店)
スタンダードなメニューが多く、素朴ながらも本場名古屋の味を楽しめます。
お漬物が無料だったり、ごはんを注文するとおかわり自由だったり、満足感もあります。
山本屋総本家
こちらも名古屋を代表する味噌煮込みうどんの老舗です。
「山本屋本店」と混同されがちですが、全くの別店舗なので県外の方はご注意を!
また山本屋総本家は、東京にも進出しています。
山本屋本店との違いは、ランチメニューがない反面、バラエティに富んだメニューが多いこと。また、名鉄や松坂屋などのデパートに入っているのでアクセスしやすいです。
まことや
太くちぢれた麺はボリュームがあり、味噌のコクに鰹やいりこの出汁が効いた深い味が一番の魅力!
濃いめの味ですが、後味はよく、地元民からも愛されています。
現在は、名古屋市天白区のみに1店舗しかないため、この味はここでしか食べられません!
味噌カツ
県内のほとんどの洋食屋さんで食べられる味噌カツ。
味噌ダレは、主にこってり系とサラサラ系に分かれています。
また、通常のソースを選ぶこともできるので、お好みや気分に応じて楽しめます。
味噌カツの魅力
甘辛の味噌ダレがとんかつによく合い、ご飯やお酒との相性も抜群!
味噌カツの食べ方
味噌カツの食べ方は特にありません。好きな様に食べるのがおすすめ。
お店によって多少異なりますが、テーブルに備え付けの七味や和からし、すりごまなどの調味料をつけて味変して楽しみましょう。
また、味噌ダレはキャベツやごはんとも相性が良いので、つけて食べてもOK!
味噌カツが有名なお店
味処 叶
味噌カツを考案した元祖味噌カツの老舗老舗が「味処 叶」。
見た目とは異なり程よい甘辛さとジューシーなお肉で食が進みます。
創業以来店舗は増やさず営んでいるため、この味が味わえるのは唯一ここだけ!
栄駅から約3分と好立地なため、名古屋旅行・観光の際にもおすすめ!
矢田カツ
名物は定食メニュー!自慢の極上「和豚もち豚」「六泊黒豚」を使用した贅沢なカツ料理が味わえます。味噌カツは、こだわりのロースの脂が味噌ダレとほどよく調和して、他店とは一味違った美味しさを口にできます。
矢田駅から徒歩約8分と名古屋駅から少し距離がありますが、このエリアでは屈指の人気です。バンテリンドーム(旧ナゴヤドーム)が近いので、野球観戦やコンサート、観光に合わせて行くのもおすすめ。
矢場とん
最近では東海エリアや東京や大阪にも進出してかなり有名になっていますが、店舗によっては限定メニューも出しているので、調べてみるのも楽しいですよ。
メニューには、味噌カツの他、鉄板とんかつ、わらじとんかつ、串かつなどが楽しめます。
店内には、マスコットキャラクターのぶーちゃんグッズなども豊富に用意され、名古屋旅行・観光のお土産も買えるので忙しい人にもおすすめです。
手羽先
手羽先は、名古屋の居酒屋で見かけないことが珍しいくらい定番のつまみ。
タレで香ばしく唐揚げにしたものが多い中、中には煮込んだものもあります。
味付けはお店によって様々でなので、食べ比べもおすすめです。
手羽先の魅力
手羽先の食べ方
オーソドックスな手羽先の食べ方は、手羽の関節部分を折り曲げる食べ方。
関節の曲がらない方へ折り曲げちぎると骨が出てくるので、肉だけを一口で食べます。
手羽先を売りにしているお店では、食べ方を解説しているので安心です。
手羽先が有名なお店
風来坊
手羽先の発祥と知られるお店。
秘伝のたれは甘辛く濃厚で、ごまの風味と相まって香ばしさ満点!
どちらかと言えばしっとりやわらかなジューシーな手羽先が楽します。
店舗数も多く、気軽に立ち寄れる名古屋の人気店!
世界の山ちゃん
こちらも店舗数が多く、お店探しに困りません!
胡椒のきいた手羽先はとてもスパイシーで、後引く美味さが特徴。ビールによくあう!
系列店で「世界のやむちゃん」があるのでお間違えないように注意!
こちらはその名の通り飲茶・点心が中心で、山ちゃん秘伝の胡椒を使用した「名古屋餃子」も食べられるので興味のある方はぜひ!
鳥銀本店
手羽先は居酒屋の定番メニューなので、大抵の居酒屋で食べられますが、落ち着いた店内で食べたい人には鳥銀本店がおすすめ!
名古屋名物として知られる名古屋コーチンの中でも「純系名古屋コーチン」を使用した手羽先は、まさに絶品!
他にも名古屋コーチンを使った美味しい料理が贅沢に楽しめます。
きしめん
平らな麺が特徴のきしめんは、うどんの一種。
また、コシは弱いので小さなお子さまでも食べられます。
一般的には、たまり醤油ベースのつゆに油揚げやかまぼこ、花かつおなどが添えられたシンプルな構成で、ホッとする味です。
きしめんの魅力
きしめんの食べ方
きしめんを出せるお店はそこそこありますが、専門店は少ないため本格的なきしめんを食べたい時は専門店がおすすめ!
また、冷たい・熱くないきしめんを「ころきしめん」「きしころ」などと言ったりするので、冷たい・熱くないきしめんを注文する時には、知っておくと便利です。
きしめんが有名なお店
宮きしめん
きしめんと言えば「宮きしめん」と言うほど知名度のあるお店。
店名の由来は、名古屋観光にはハズせない観光スポット「熱田神宮」の宮の字から。
名古屋エリアにお店は何店舗かあり、もちろん、熱田神宮内にもあります。
熱田神宮店は、2021年には改装をして近代的かつ、自然に溶け込んだ空間でお食事ができるようになっています。開放感のあるところで食べるきしめんはまた格別です。
名古屋城きしめん亭
その名の通り、名古屋城にあるきしめんのお店です。
名古屋城の四季を楽しみながら伝統的なきしめんの味を楽しめます。
出汁が効いた濃いめの味ですが、サラリと食べられます。
星が丘製麺所
最近話題を呼んでいる麺食堂。
名古屋の人気うどん店2店が、きしめん文化を世に広めようとして組んで立ち上げたお店。
伝統的なきしめんの味を踏襲しつつも、すだちをふんだんに使ったきしめんや洒落なメニューは、写真映え間違いないです。
まとめ
観光地や駅、百貨店近くのお店も多いので、アクセスもしやすいと思います。
どのお店も美味しいので、よかったら足を運んでみてくださいね!